何も食べたくない…その症状、ひょっとしてうつ病か摂食障害かも

治療後の経過

医者

何も食べたくないという事を発端に起こってしまううつ病や摂食障害。その中でも、1番大事なのは治療後の経過です。このように精神疾患を患ってしまった場合、投薬治療や認知行動療法で治療するものですが、あまりにも重度になってしまった場合は入院措置を取るケースもあります。特に摂食障害の場合は、患者の体重が著しく低体重になった場合は入院することが多いです。しかし、実際に入院し、一時的に低体重ではなくなり、自分は少しでも何も食べたくないという気持ちからは抜けられたのだと思ってしまうと、今度はまた体重が増えるのが怖くなり、過度な運動をし始めたり、何も食べたくないからと食事を摂らなくなってしまったりといった行動を取るようになります。このように、一見完治したとみえても、患者の中ではまたそこから長い戦いが始まるのです。うつ病の場合もまた、社会復帰が出来たと感じても、何か問題が起こった場合はまた抑うつの症状が出始めてしまう可能性もあります。それにより、また自分はだめな人間なのだと自分を責めるようになってしまうのです。そんな際に大事になるのが家族や周囲の支えです。中には、元気になったからと投薬やその他の治療をやめてしまう患者や家族も居ます。しかし、それでは再発のリスクはより高まってしまいます。それを防ぐ為にも、投薬は続けたままにしておきましょう。また、少しでも再発の兆しが見えたとしても、無理はせず再度休養を取るようにしましょう。エネルギーがあるのであれば自分が楽しめる事を中心に楽しむ、家族と共に気分転換を図りどこかへでかけてみるのもいいでしょう。

うつ病や摂食障害の方を追い込む言葉が甘えといった言葉です。何も、休みたくて休んでいるわけでもないのに、うつ病だから甘えられていい、などと周囲に非難されてしまう患者も少なくありません。特に回復期に向かっている際はエネルギーが出てきて、外出や食事などを楽しめる事も増えてくる時期です。その中で心無い言葉をかけられると、再度自分をせめるようになってしまう事も少なくありません。うつ病や摂食障害は、何よりも気分転換が大事です。家で何もせずに寝ているだけではより暗い考えのスパイラルに陥ってしまいますし、食事も、家庭だけで摂るのではなくレストランで普段とは違う美味しい食事を楽しめる事で何も食べたくないという気持ちが和らぐ事もあります。ですので、患者だけではなく、疾患を患っていない周囲の方もうつ病や摂食障害などの精神疾患へしっかりとした知識を持つ事が、大事になってきます。一度大きく発病をした後に社会復帰をする事はけして容易な事ではありません。とても辛くて大きな困難から患者は抜け出す為に、休養が必要です。一見患者ではない人からみるとうつ病の患者の方や摂食障害の方が職場を休み外出していると遊んでいるようにも思えるかもしれませんが、そうではなく、それも立派な治療の一環なのです。また、新しい刺激を受ける経験や気分をリセットすることも精神疾患で必要な治療です。ですので、しっかりと知識を持った上で回復期は周囲も甘えなどと言わず、患者本人がきちんと回復するまで見届けてあげる事が治療後の経過で大事な事なのです。

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